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小寶 杜間道のおまけ話

確かに見たことはあるのに、意識に留まらない美しい手仕事。
ある時フト気づきます。
そして静かに作り続けてきた人々に思いをはせたとき、自分が情けなくなるやら感動するやら胸がつまるやら・・・
それは毎度のことで、美しいものに出会った嬉しさと、そうしたものは失われていくことがあたりまえという現実を直視せざるを得なくなるから・・・

新年の年神様が、迷うことなく我が家に来てくださいますように。
そんな祈りを込めて家々の神棚に飾られたのが「神酒口」です。
御神酒徳利の口に挿す正月飾り。
ミキノクチ・オミキグチ・ミキドメなどとさまざまな呼び名があり、江戸時代中期頃から日本各地で作られてきました。
ついこの前まで、その土地土地に独自の神酒口がありました。
素材や形状もさまざまです。
竹・紙・木。

今年のお正月展では〈静岡神酒口保存研究会〉をはじめ、たくさんの方々にご協力をいただき、素晴らしい神酒口を数多く展示します。
もちろん、竹製も。
いうまでもなく、今はこの市場も中国製が主です。
いうまでもなく、日本の神酒口は美しいです。


興味のある方、
http://www.youtube.com/watch?v=yuB9UHspUtw
をご覧ください。
竹でつくる神酒口の制作過程が見れます。

日本には凄い人がいるんだ。
日本は凄いんだ。
と思えるかもしれません。

                                   杜間道 みわみちこ

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